厚労省、「乳幼児突然死」で初の診断基準

元気な赤ちゃんが寝ている間に急死する「乳幼児突然死症候群(SIDS)」について、厚生労働省の研究班は18日、初めての統一的な診断基準を作成した。窒息死や虐待死がSIDSと誤診されるのを防ぐため、SIDSの診断条件に解剖の実施を盛り込んだ。

◆「虐待隠れみの」防止へ◆

新診断基準では、2歳未満とされていた対象年齢を1歳未満に引き下げた。

その上で
〈1〉SIDSの診断条件に解剖の実施を盛り込み、未実施の場合や死因の特定に至らなかったケースは、死因の種類を「不詳」とする

〈2〉窒息死や虐待死でないことは法医学的な証拠に基づいて判断する

〈3〉窒息死とするにはベッドのすき間に頭が挟まれるなどの物理的状況が必要で、単にうつぶせだったというだけでは不十分


とし、SIDSの「疑い」という不確実な診断が行えないよう定めた。

SIDSは、主に睡眠中に起こり、発生頻度は4000人に1人。生後2か月から半年に多く、2003年は244人、02年は285人の死亡が確認され、乳幼児の死因の3位だった。

両親の喫煙やうつぶせ寝などでリスクが高まるとされているが、原因が特定されていないため、保育園などでの窒息死や虐待死の隠れみのにされていると指摘されていた。 厚労省の診断基準に対し、「赤ちゃんの急死を考える会」(森岡広茂会長)のメンバーはこの日、同省で記者会見し、「解剖や死亡状況の調査を盛り込んだ点では一定の評価ができるが、窒息死の定義を限定しすぎており、その分SIDSの診断が安易に増えてしまう危険がある。さらに見直しが必要だ」と訴えた。



SIDSの疑い」と言った曖昧な死因特定が無くなる事は良いのだが「不詳」ってのが増えそうな予感だな・・・
窒息死・虐待死では無い事を診断した上で解剖を行い、更に前述2つの要因では無い事が明らかになった場合にSIDSって事なのかな?
詳細が分からないだけに本当に怖いのだが・・・

今まで1歳以上2歳未満でSIDSの疑いで亡くなった子供は、だったら何だったんだってなるしな・・・ウチももうすぐ2歳になるが、この基準が出来たからSIDSにならない訳じゃなくて、今までも2歳まではSIDSが発症するとなってた訳ですしね・・・
まだまだ油断は禁物ですし・・・本当に目が離せない状況に変わりはないんですよね・・・

気がつくとチビは色んなところを走り回って、よじ登ろうとしてるからなぁ・・・
最近のお気に入りは寝る際に照明を消してから俺の腹の上で踊り、走り飛び降りてを繰り返す事なんだよな・・・
お陰で打たれ強い腹筋が復活してきましたよぉw