モウリーニョ監督、アーセナルを先制攻撃

チェルシーのジョセ・モウリーニョ監督は現地時間12日(以下現地時間)の記者会見で、メディアやFA(イングランドサッカー協会)から優遇されているとアーセナルへの非難を口にした。ロンドンに本拠を置くライバル同士の関係は、アーセナルに所属するイングランド代表DFアシュリー・コールへのチェルシーの違法な接触を巡って、かなり険悪になっている。

 シーズン開幕前から、戦いは始まっているようだ。モウリーニョ監督は手始めにメディアでの扱いの違いを口にした。「一方が悪魔で、一方は天使のように扱われてるが、我々は悪魔と言われるほど卑劣ではないし、アルセーヌ・ヴェンゲル(監督)とデイヴィッド・ディーン(副会長)が天使のように立派とも思えない」

 また、セビーリャのFWジュリオ・バプチスタが、接触を認めなかったセビーリャ側の意向を無視してヴェンゲル監督がブラジルまで会いに来たと発言したことを引き合いに出し、「私がブラジルに行ったのはバカンスのためさ。選手探しやクラブとの密会のためじゃない」と皮肉った。

 さらにプレミアリーグの日程にも不満がある様子で「プレミアの日程だって同じだ。チャンピオンズリーグ(以下CL)をこなしたあとのリーグ戦で、チェルシーは最初の5試合が全部アウェイゲームなのに、アーセナルは全部ホームゲーム。この件をメディアがまったく取り上げないのもおかしい。何か変だな、と気付いたのが私だけだったとでも言うのかい?」とアーセナルが優遇されていると不満を述べた。

 クラブの関係者(ディーン副会長)がFAにも籍を置いているのはおかしいと考えている、モウリーニョ監督。「2009年か10年にディーンがFAの仕事を辞めたら、私も楽になるかもね。あるいは、うちのピーター・ケニヨン(チーフ・エグゼクティヴ)もFAで働くとか」との見解を示した。

 そして、最後はいつものように「私が(コールの件で)FAに払った罰金で、いい人を雇えばいい」とジョークで締めくくった。



さっそく始まりましたか・・・w
しかしモウリーニョの言うとおり日程的に不思議なところがあるのも事実・・・
まぁ全部のチームに公平にってのは建前なんだろうけど・・・あからさま過ぎるのも反感買うわな・・・

モウリーニョはそういう粗探しが上手いからねぇ・・・頭の回転も速いから饒舌に相手を攻撃してくるし・・・本当に敵にしたくない人ですよ・・・モウリーニョ

でも味方だと思うと最高に安心できる上司なんだよな・・・
選手は安心して開幕に向けて調整頼むよー♪