インテル、サーバ向け6コア版Xeonの出荷準備が整う

http://www.computerworld.jp/topics/mcore/119129.html

およそ2年間にわたってマルチコアCPU市場の主役を務めてきたクアッドコアCPUが
いよいよ、さらに高性能な6コアCPUに置き換えられようとしている。
米国Intelのシニア・バイスプレジデントでデジタル・エンタープライズ事業本部長の
パット・ゲルシンガー(Pat Gelsinger)氏は
Intel Developer Forum(IDF)2008」コンファレンス(米国サンフランシスコ/8月19日-21日)の
開催初日となる8月19日、同社初の6コアCPU「Dunnington」(開発コード名)を
サーバ向けXeonプロセッサ「Xeon X7460」として9月にリリースする予定であることを明らかにした。

一方、苦難続きの2007年からようやく立ち直ったAMDは、トリプルコアとクアッドコアの「Phenom」(開発コード名)に加え
グラフィックス・チップ/チップセットなど、今年に入ってから新製品を多数出荷し、攻勢を掛けている。
しかしながら、AMDは、現時点ではまだ45nmで製造された CPUを出荷しておらず
6コアの次期サーバ向けCPU「Istanbul」(開発コード名)をリリースするのも、Dunningtonから1年遅れの 2009年第2四半期になるもようだ。


AMDにとっては相当なプレッシャーだろう。現状、Intelの6コアはAMDのどのCPUよりも高性能で、たぶん価格性能比でもすぐれている。
サーバ市場におけるAMDのシェアがかなり奪われそうだ」とオールズ氏は指摘する。


また、市場シェア、製造プロセス技術、コア・サイズのいずれもIntelAMDにまさっていることから、AMDの苦難はしばらく続きそうだ。
Intelは今のところ、あえてプロセッサの性能を高めなくてもAMDより優位な立場でいられる」とオールズ氏は付け加える。
「サーバCPUを見ると、現行の製品だけでAMDの性能をやすやすと上回っている。
私の独自調査では、(AMDが優位だった)x86サーバ市場でユーザー企業の多くはすでに Intelに移行したようだ。
Intelからすれば、この市場でAMDに追い付く、あるいは追い越すために6コアを発表する必要はなかったが
引き続き AMDにプレッシャーをかけ、Intel自身の優位を維持するためにあえて投入するのだろう」(オールズ氏)


このリンク先の記事にも書いてあるけどソフトウェアが6コアを使いこなせるのかってところだよね・・・
何か中途半端でintelの対AMD戦略でのみ出される商品な気がしてならない・・・
第4四半期に出る「Nehalem」だと8コアのも出るらしいし。
究極にクリティカルな案件とかあれば話は別だけど、取り敢えず待ちですよね。


うちの場合は今のところデュアルコアで十分だけど仮想化とか視野に入れてもクアッドコアで十分だし
その先を見越しても8コアまで待った方が得策だと思う。